感動の鳥肌
2025.06.16
金曜日にお財布の落し物が届きました。中を見てもお名前の書いてあるものは何もなく、一旦園でお預かりすることにしました。
そして今日、「さて、どうしよう…。メール配信かな。交番に届けようかな。」
でも先ず、子どもたちに聞いてみることにしました。各クラスに行って「このお財布、幼稚園の駐輪場に落ちていたんだけどお父さんやお母さんのものじゃないかな…無くして困っていたら教えてね。」と伝えると、「ちがう!」「ママのじゃない」「ママのお財布は赤だから違うよ」「うちのパパのお財布はもう少し大きいんだよね」と返事をしてくれました。最後に入ったクラスで同じように話をすると、ひとり近づいてきて「それママの…」と教えてくれました。「ママにお電話して聞いてみていい?」と聞くとうなずいてくれました。
すぐ電話をかけてみると「探していたんです!」って。鳥肌が立ちました。子どもってすごい!!!このお財布は今は使っていないお財布だそうです。それでもわかるなんてよく見ているんですね。降園時にその子のカバンに「お願いね」と伝えて入れました。その時も大きくうなずいてくれました。本当に偉かったね。
お財布には、その子のもっと小さなときの思い出も詰まっていたようです。また一つすてきな思い出が増えましたね。